みなさんこんにちは。LINEマーケターのなおです。
このブログを開設して1年と少々。
少しずつ、見てくださる方も増えて嬉しい限りです…!
最近知ってくださった方や、いつもTwitterを見てくれている方もいらっしゃるかと思いますが、
なかなか140文字では伝えきれないことも多いので、
今回の記事では、新卒9年目の会社から転職し副業を始めて、1年弱でフリーランスに。
そして、1年半でLINEで月収50万円になるまでのあれこれをお話ししていきたいと思います!
LINEで仕事をして1年半の現状
改めまして、LINEマーケターのなおと申します。
LINEをメインにお仕事をしており、営業・提案・構築・運用なんでもお任せいただけます◎
自身で構築代行をするのはもちろん、WebマーケティングスクールのLINE講師やコミュニティ運営、コンサルも行っており、LINEにまつわる様々なお仕事をしています!
今は積極的な営業はせず、相談や紹介から新たなお仕事をいただくのと、運用案件のサブスク収入で月50万円は安定して稼げるようになりました。
堅苦しい話ばかりしているのも何なので(笑)、好きなものや特徴はこちら。
- よく笑う・楽観的・負けず嫌い・忘れっぽい
- 美味しいお酒と美味しいご飯(大体何でも美味しい)
- お家が大好きポジティブな引きこもり
- スポーツ全般(やってたのはバスケ)
- ストレングスファインダーは個別化・ポジティブ・学習欲・共感性・成長促進
- 動物占いはチーター・星座は獅子座
- 好きな動物は猫とシャチとクジラ
こんな感じです(笑)
今はフリーランスになり、自宅で好きな時間に好きなことを仕事にして過ごせていますが、
2年半前の私は、
- 新卒入社の会社に勤務
- 9年働いても給料が上がらない
- コロナ禍でも出社必須
- 副業禁止
- でも何かする自信がない
という状況で、スキルも人脈も自信もなく、今の生活に不満や不安はありつつも動き出せずに悶々としていました。
そこからどうやって自由を掴んでいったのか、今回はそんなお話をしていきたいと思います。
特にやりたいこともなかった学生時代
私は東京都出身で、長女と長男にはさまれた3兄弟の真ん中です。
共働きで忙しい両親だったので、保育園や小学校・学童に通いつつ、わりと活発な幼少期を過ごしていたような気がします。
(記憶があまりない。笑)
その後、中学・高校と過ごしていきますが、今思うとこの頃から「我が道をいく」傾向がありました(笑)
集団行動があまり得意ではなく、中学生特有の女子のグループには所属せずに保健室で先生とのんびりしていたり、わりとマイペース。
中学からバスケ部に入って熱中していたものの、
これといった趣味は特になく、「好きなもの」や「やりたいこと」はちょっと薄かった気がします。
今でも趣味と呼べるものはそんなにないので、あまりモノやコトへの執着心がないタイプみたいです。
高校2年の時に進路を決めるとき、「服が好き」という気持ちはあったものの、仕事にするほどではないかな…と思い普通の4大に進学。
大学でも、何かに熱中するというよりは、友達と遊んだりバイトをしたり、わりと平凡に過ぎていきました。
就職活動を始める時は業種に悩みましたが、大学進学時にも迷っていたアパレルに挑戦することに決め就職活動を進行。
服屋で働いてみたかったという気持ちもありましたが、実は就活の時に「スーツを買いたくない」「髪を染めたくない」という何とも不純な動機でした(笑)
戦いだったアパレル期
そんなこんなでアパレルの会社に就職が決まり、最初は店舗の配属で、5年間で3店舗に勤務。
最初に任命されたブログ担当
最初に配属されたのは旗艦店である原宿の店舗で、最初に任されたのはブログ担当でした。
「やるからには成果を出したい」「徹底的にやりたい」という負けず嫌いな性格のもと、毎日投稿を2年以上続けていました。
路面店だったので、平日はわりと暇。
お店でいくら待っていても、お客様が来ないと接客もできないので、呼ぶ努力をする必要があると日々ブログの更新に邁進していました。
2012年当時はインスタも普及していないので、Web上でできるのはブログぐらいの時代です。
別に誰に言われたわけでもなく、
PV数を上げたいなら毎日投稿だ!と決め、
みんなが見たいのは着回しだ!と仮説を立て、
1つの記事に2,3コーデ載せる!と決め、投稿を続けていました。
決めたことをやり切るのはいいことでしたが、なかなか業務時間内に終わらないことも多かったので、
更新しやすいように自分でパソコンを買ったり休みの日にもお店に行ったり、もはや意地で更新を続けていました(笑)
大変ではありましたが、おかげさまで約20店舗の中でもPV数は1位をキープし、「ブログを見て来ました!」とお客様から言っていただけることも増えたので、
ここが私の中での、継続して成果を出す第1歩だったと思います。
通勤時間往復4時間
前任者の退職により急遽異動になり、2店舗目は通勤時間が往復で4時間かかる上に、
9時から22時の営業時間のショッピングモールに入っている店舗でした。
しかも年中無休で年末年始も休みがなかったので、なかなかハード…!
早番の日は朝5時過ぎに家を出て、遅番の日は家に着くのは最速でも0時を回ってから。
さらにレディースの責任者を任せていただけるようになり、体力的にも精神的にもいろんな圧がかかる時期でした。
仕事は好きなので「がんばろう!」という気持ちはもちろんありましたし、
上手くいかないことがあっても「成果に繋がらないのは自分の力が足りないから」と考え、もっとがんばらなきゃ!と動いていたのですが、
いろんなプレッシャーや疲れもあったのか、結構ピリピリしていたのがこの時期です。
足りていなかった〇〇思考
時間をかけても上手くいかず、もどかしい時期を過ごしていましたが、
今振り返って思うのは、「成果思考」が足りなかった、ということです。
「がんばる」の基準が「どれだけ時間を使ったか」になってしまい、
「どれだけ成果を出せたのか」ではなかったんです。
全体を俯瞰して見る力も弱かったので「がんばっているつもり」になっているだけで、
時間を使ったわりに「成果」が出ず、評価もされない悪循環に陥っていました。
今ならこんな風に客観的に見ることができますが、この時期は拘束時間も長く、家に帰っても休みの日も寝るだけ。
プライベートの時間がほとんどなかったので、そんなことにも気付けない状況でした…。
衝撃を受けたひとこと
その頃の私は、商品の配置をするレイアウトにすごくこだわっていて、
「商品をより良く見せるように」と並べ方や見せ方を考えることに時間を使っていました。
ある日、とある棚の並びがなかなかしっくりこず、少し時間をかけてレイアウトを組んでいたら、
ふと、他の社員の人に「それをやって売上がいくら変わるんですか?」と聞かれてかなりの衝撃でした。
確かにお店の少し奥の箇所で、そこのラックでの売上は微々たるものです。
自分の中では「細かい部分までこだわる」と決めていたものの、
広い視野で見た時に、正論すぎる意見に何も言い返せませんでした。
今思えば自分本位なあまったれた仕事の仕方だったのですが、その時は悔しくて悔しくてたくさん泣きました(笑)
ただ、この言葉で気づけたことがたくさんあったので、言ってくれた人には今でもすごく感謝しています。
初めての大阪
2店舗目は1年少々で異動になり、次は大阪の店舗へ行くことになり、初めて東京以外の場所で暮らす経験をしました。
引越しの時の家探しをしている時のこと。
関西人らしい楽しい雰囲気の不動産屋さんと家を見に車で移動していたのですが、その時の何気ない会話がすごく印象に残っています。
本当に他愛のない会話だったのですが、相手の明るさも相まってぽんぽん会話が進む雰囲気。
その時の私は、朝から晩まで仕事に明け暮れて、プレッシャーもすごく感じている時だったので、
この「普通の会話」がすごく新鮮だったんです。
「あ、私ってこんなフランクなノリでいろいろ会話できるのんきな人だったんだ」と思い出したのをすごく覚えています。
そんなことも忘れるぐらい、ある意味追い詰められていたんだな、と思うと、この異動は本当に良いきっかけでした。
そこからふっと肩の力が抜けて、自分を少し客観視できるようになり、次第に本来の自分を取り戻していくことができました。
メールの打ち方をググる
大阪の店舗で1年過ごし、ようやく慣れてきた頃に、
今度は店舗ではなく、ブランドのPRの仕事をしないかとのお話をいただきました。
やったことのない仕事と、ブランドを背負う重たさはありましたが、何度か打診いただいたこともあり挑戦してみることに。
アパレルの中では「プレス」と呼ばれる仕事ですが、仕事の内容は多岐にわたります
- シーズンビジュアルの作成
- シーズンのプロモーション計画
- 展示会の実施
- 雑誌や媒体向けの商品リース対応
- ブランドのSNSの管理
- 店舗のSNSの管理
何から何まで初めましての世界な上に、丁度雑誌の全盛期からSNSに移行するタイミングでもあったので、日々試行錯誤を繰り返していました。
実はこの時に、ブランドの公式LINEの運用も4年ほどしていたのですが、
インスタもTwitterも自社アプリもある中で、コンテンツ作成も自分でやっていたので、正直全然手が回っていませんでした。
ただ、公式LINEとアプリでは、約10倍のフォロワー数の差があったものの、配信のクリック数は同等に取れていたので、LINEの反応率の高さはこの頃から感じていました。
この時、社会人6年目で28歳だったのですが、
驚くことに私はビジネスメールの打ち方を知らなかったんです。
そもそも店舗ではパソコンを操作する機会もあまりなく、店舗内での連絡は基本的にLINE。
なので、社外の人や社内の他部署の人にメールを送る時のマナーをこれっぽっちも知らなかったのです。
「メールの打ち方 基本」のようなキーワードでググったり、
- 「Cc」ってなんだ?
- 「署名」ってなんだ?
- お詫びの時は何が正しいんだ?
など、毎日ぶち当たる新しいことに、Google先生の力を借りつつも、なんとか立ち向かい続ける毎日でした。
思えばこの時の、ぶち当たった壁に対応する習慣が今に活きている気がします(笑)
今となっては、メールはもちろんZoomやSlackやChatworkなど、
ビジネスツールも様々使えるようになりましたが、本当にここ数年の話なので、
「そういう経験がないから不安…」
という方も安心してください。
やれば慣れるので大丈夫です(笑)
漠然と付き纏い続ける不安
プレスを2年間務めた後、今度はオンラインショップの運用の担当になりました。
お気づきの通り、アパレルは異動も多いので9年務めたとはいえ定期的に業務が変わるなど、あっという間の体感でした。
次々課題が出てくるので、今後への不安は常に感じつつも、目の前のことに立ち向かい続けていたら時間が過ぎてしまっていた…というのが正直なところです。
30歳手前になり、今後の仕事や過ごし方について、漠然と不安を感じるようになりました。
アパレルは、ブランドにもよりますが、あまり長く続けられない印象を持っていましたし、
定年まで今の仕事をするのか?と言われると、全くそのイメージは湧いていませんでした。
- 9年働いたけど給料はほぼ上がらない
- 特に身についたスキルもない
- アパレルで働く寿命は短い
こんなことを考え、ずっと働き続けることはできないと思いつつも、
転職するために人に言える「スキル」も「人脈」も「自信」もなく、悶々とする日々が続きました。
今は「行動あるのみ!」というマインドになりましたが、この時はそんな行動力もなく、少なくとも2,3年は悶々と動けない日々が続いていました。
悶々としながらもやっていたこと
漠然とした不安はありつつ動けない日々の中で唯一やっていたのは「Twitterを見る」ということでした。
今は自分で投稿もしていますが、当時は完全に見る専門。
そんな中でも、イケハヤさんやマナブさん、両学長など、当時から「個人で働く重要さ」を発信している人のツイートを毎日見ていました。
もちろん、ツイートを見るだけでは何かが変わるわけもないのですが、
- 会社員でいることのヤバさ
- 個人でスキルを身につける重要さ
を日々刷り込んでいったので、時間をかけて少しずつ、マインドは変わっていったように思います。
「何か動かなきゃいけない」とは思いつつ、
「この人たちだからできたんだ」と動けない人のマインド全開の時期も、恥ずかしながら非常に長かったのですが、
当時はまだ珍しい「オンライン秘書」を仕事にしている人をTwitterで見つけて、これもなかなか衝撃的でした。
それまでは個人で稼ぐためには「特別なスキルがないといけない」と思っていたのですが、
オンライン秘書の場合は、細かい気づかいやスケジュール管理・運営のサポートなど、
「それが仕事になるの?」と思うようなスキルで独立している人がいることを知り、すごく視野が広がったのを覚えています。
なので、今同じように不安を感じている人がいたとしたら、「目指す生活をしている人」の情報は常に入れておくのがおすすめです!
何か危機感を感じたり、やらざるを得ない状況になれば動くしかなくなるので、
「目指す姿」や「基準値の高い言葉」に日々触れておくのは「今できること」としては良いかなと。
これから始めたいなら、
- しめラジ
- はら部ハウスアーカイブ
この辺りを、通勤などの時間で毎日1本聞いていくのも良いかなと。
▼しめラジはこちら
https://stand.fm/channels/5f6ff576f04555115dac8591
▼はら部ハウスアーカイブはこちら(clubhouse)
https://www.clubhouse.com/@haraponta1496?utm_medium=ch_profile&utm_campaign=kZPpOl9a5DciAppxF1Xd6g-426326
おふたりともWeb制作やディレクションをしていますが、
それ以外のスキルにも通ずる、個人で活動するための大事なことをお話ししてくれているので、マインドを整えていくのにはすごくオススメです◎
諦めがつくタイミング
そんなこんなで悶々とする日々を過ごしていた私ですが、2020年の11月に、ついに転職の決意を固めます。
新卒入社の会社で8年半務めて31歳。
もちろん転職も初めてなので、不安でしかなかったです。
「今の仕事を途中で投げ出すことになるのでは?」と思うこともありましたが、
- 今のままいても何も良くならない
- 独身の身軽な今が動きやすい
- 次の仕事が見つからなくても最悪バイトすればいい
- コロナ禍でも出社必須の会社に呆れた
- 副業ができないのが無理だった
- 自分がやっている仕事のキリがついた
など、今の仕事や会社に対しての気持ちが切れたことも大きく、ついに退職の意向を伝えるに至りました。
初めての転職活動
お気づきの方もいるかもしれませんが、私は転職活動を始める前に、退社の意向を会社に伝えていました。
働いていた会社は半年に1回異動の機会があるので、事前に言っておかなければ人事が困るかな…と思ったのと、
思い立ったらやらないと気が済まないので、後先考えずに言ってしまったというのが正直なところです(笑)
後から転職エージェントの方に聞いたら、「あ、もう退社日が決まっているんですね…」と言われたので、ここで一般的ではなかったことを知りました(笑)
そんな勢いで始めた転職活動も、なかなかつらい日々でした。
憧れのマーケティング職への挫折
オンラインショップの運用をする中で、「Web上でどうやったら売れるのか」を日々考えていたので、マーケティング職にはすごく興味がありました。
スキルがないから難しいかな…と思いつつも挑戦してみて、なんとか2,3社面接をすることはできましたが、話した雰囲気は良かったものの「未経験だから」という理由で全て落選。
「未経験可」って書いてあるのに…!!と思いながら(笑)、採用する企業の事情もわかるので仕方ないところです。
もう少しトライしてみても良かったですが、退社のタイミングが決まっていることと、バイトでもいいとは言いつつも、早く転職活動を終わらせたい一心だったので、
経験のあるオンラインショップ関連の業種も増やして応募していきました。
そこでご縁があり、オンラインショップ関連のサービスを様々展開している会社に内定をいただくことができ、無事に転職先を決めることができました。
実際の転職活動自体は2ヶ月程度でしたが、慣れないこと続きだったことや、気になる企業を見つけて準備してはフラれる…ということも続いたので、なかなかしんどい期間でした。
私は辞めることを決めてしまったので切羽詰まっていましたが、
一般的には今の仕事をしながら、並行して転職活動を行うケースの方が多いみたいなので、
検討している人はひとまず登録や、エージェントさんとの面談だけでもしておいて損はないかなと思います◎
プログラミング学習期
転職とともに副業を始めることも決めた私は、始めはプログラミングの学習から始めました。
マナブさんの「CodeBegin」に入ったものの、仕組みがわかっておらず独学で学習を進行。
ProgateのHTML・CSS・jQuery・PHPなど、ひと通り学習を進めていきました。
副業も様々ある中ですが、HTMLやCSSの、やったことが「形になる」部分はすごくおもしろかったので、まずはここから始めてみました。
平日は仕事後に2〜3時間、土日で予定がない日は6時間ほど学習をしていましたが、2021年になり本格的に転職活動が始まってからは少しお休み。
内定をいただいて、有休消化になった3月から学習を再開し、WordPressの学習を進めていきました。
奥深いエラーと戦う日々
HTMLとCSSは少し触ったことがあったので、最初はスムーズに進んだものの、余白や横並びのFlexあたりでかなり苦戦。
なんでこの塊はここに表示されてしまうんだろう…と何度ググったかわかりません(笑)
完璧は目指さなくていいといろんな人が言っていたので背中を押されつつ、とにかく進めていこうと継続していました。
今思うと、全て知識不足や経験不足ゆえの不安です。
ただ、「やると決めたからには!」と進めつつも、仕事になって稼いでいくイメージが全然湧いていませんでした。
そんな時に出会ってしまったLINE
タニグチマコトさんの教材でWordPressを学習していた頃。
忘れもしない3月16日に私は衝撃の再会を果たします。
当時、そこまで仕事にしている人がいなかったLINEについて、今でもお世話になっているかなさんと、としさん・しゅんさんが対談する会に参加して、LINEの活用について知りました。
アパレル時代にLINEの運用は4年ほどしていたものの、特に使いこなせていたわけでもなく、
そもそも「これが仕事になるんだ…!」というのがまず衝撃。
そして「困っている人の力になりたい」という、自分がやりたいことに直結するツールだったので、一気に魅力を感じ、すぐにインプットが始まります。
LINE公式アカウントについては少し知識はあったので、次の日にはLステップに登録して学習を開始。
知り合いの美容師さんに軽く話を聞いてみて、よりその価値を感じることに◎
LINE公式アカウントの使い方はある程度知っていたので、復習しつつ新たにLステップを学びつつ、
元々美容院との関わりがいろいろあったので、美容院での活用に絞ってデモアカウントの作成や提案の準備を進めていきました。
振り切ることへの葛藤
「LINEめちゃくちゃおもしろそう…!」と思いつつも、
転職活動で休み休みだったとはいえ、半年弱は学習したWeb制作を完全にやめてしまうことには少し葛藤はありました。
- 中途半端で止めるのは良くない
- せっかくやったことが無駄になる?
など、2,3日考えましたが、考えているフリをしつつ気持ちは決まっていたんです。
いろいろ理由はありますが、LINEの操作をしていても、できることを考えていても「楽しかった」というのが1番大きいです。
また、Web制作の学習の時は、どんな仕事でどんな風に稼いでいくかのイメージが全く湧いていなかったのが、
LINEになった途端、営業のイメージも相手の力になっていくイメージもすごく湧いたんです。
4月からは転職先での仕事が始まる中で、新しい仕事・Web制作・LINEの3つを並行することが難しかったので、
私はLINEに振り切って、個人でお仕事をしていくことを決めました。
学んだことはどこかで活きる
そんなこんなでWeb制作を挫折して、LINEに振り切った私ですが、
Web制作の学習で得たものは、LINEで仕事をする上でも活きています。
- Lステップの回答フォームのカスタムCSS
- LINEの依頼→サイト制作の依頼
- LINEの依頼→サイト管理の依頼
こんな風に、身につけたスキルはどこかで活きます。
LINEは対応できる業種の間口が広いので、
LINEからお仕事を始めたけど、
気づいたらサイトの制作や管理・インスタやMEOのサポートなど、他のお仕事もまとめてご依頼いただけることもあります。
なので、学んだことが活きる場もあるので、Web制作の学習もしていてよかったな、と心から思っています!
毎日新たな壁にぶつかるLINE期
新しい仕事を始めつつLINEの学習を進めていった2021年の4月。
私はLINEを学ぶコミュニティーには入らず独学で進めてきたので、全てのことが行き当たりばったりで壁ばかりでしたが、
目の前の「やるべきこと」に徹底的に向き合ってきたように思います。
なぜ独学だったのか
LINEについて少し調べたことがある方ならご存知かもしれませんが、LINEを学ぶスクールって、軒並み高いんです(笑)
もちろん、それに見合う学びがあることは大前提ですが、恥ずかしながら当時の私は、自己投資に何十万円も使えるマインドにはなっていませんでした。
スクールに入ろうか悩んだことは何度もありますが、
その度に考えていたのが「自分が誰の力になっていきたいのか」ということでした。
例えば、インフルエンサーなど、個人で商品を売る人の力になりたければ「ワンダフルステップ」が良さそうだし、
実店舗や企業中心で仕事をしていきたいのであれば「MARKELINE」のイメージ。
また当時はまだありませんでしたが、今であればオフラインの営業でどんどん案件を獲得するなら「タカクステップ」もすごくオススメです。
そう考えた時に、私は美容院に営業していくことは決めていて、美容院に対して良さそうな提案がまとまっている状態だったので、
- 一旦これで動いてみよう
- ダメだったらどこかに入って学ぼう
と決めて、ひとまず営業を始めることにしました。
※私の営業奮闘記はこちらの記事でご紹介しています!
目の前の案件に精一杯向き合う
美容院に対しての営業は、
営業経験がなく行き当たりばったりだったものの、なんとか3件お仕事をいただくことができました。
その後も何度か迷う機会はあったのですが、
最終的には、今の目の前のお客さまに向き合って、「できるところまでやってみよう」と思ったんです。
- 目の前の案件に精一杯向き合う
- 苦手な分野は避ける
- 自分が救える人を救う
というマインドで、気づいたら1年半経っていた、というのが正直なところです。
スクールに入った方が話は早い
とはいえ、私は独学を推奨しているわけでは全くありません。
私はアパレル時代にLINEの運用経験があったことや、マーケティングの知識も少しはあったので(本当に少しですが)、何とかなった部分がありますが、
全くの初心者がLINEを独学で続けていくのはわりと難易度が高いです。
LINE公式の設定自体は簡単なので、初学者でも手を出しやすいのが特徴ですが、
作ったアカウントが依頼者の「課題を解決」していることが大事なので、課題解決の部分の設計がちゃんとできていることが重要です。
よく見るのが、何となくメニューを設置しているアカウント…。
Instagramやホームページのリンクをとりあえず載せているケースをよく見ますが、
例えばLINEの流入がInstagramからがメインの場合に、わざわざInstagramに遷移させる導線を、メニューの1つにする必要はありません。
また、ホームページや外部のサイトに遷移させるとLINEから離脱されてしまうので、そこも加味した設計にしていく必要があります。
こういったことを自分で考えていくのは難しいな…という方は、スクールに入ってしっかり基本から学ぶ方が、
- 学習時間の短縮になる
- 正しい構築や設計が学べる
- 依頼者に価値提供できる
という点で話が早いんです。
私は、月50万円を安定して稼げるようになるまで、1年半かかりました。
スクールに入ったから必ずしもこれより早いとは限りませんが、提案の幅が広がることや、学習に余計な時間をかけなくていい点ではやはり優位です。
「時間をお金で買う」という言葉がありますが、先人から学んでいくのは、成果を出していくための最短ルートです。
スクールの落とし穴
ひとつ大事なこととしては、「スクールに入ったからといって勝手に仕事が入ってくるわけではない」ということです。
スクールでLINEの構築方法は学べたけど「営業に困っている」という声はよく聞きます。
案件を割り振ってくれるようなスクールもありますが、
基本的には「自分で案件を獲得できるスキル」は必須になってくるので、
営業に関しては別途対策を立てることが必要なことは念頭に置いて進めていくのがおすすめです◎
とはいえLINEの場合は、対応できる業種の幅が広いので、「人との繋がりを作る」ことがそのまま営業になっていたりもします!
あまり固く考えすぎずに、繋がりを作り続けていくことが大事です!
意図せぬ形でフリーランスに
転職をしたのが2021年の4月。
アパレルからの転職だったので初めて知ることも本当に多かったですが、
同じチームの人や上司にも恵まれ、格闘しつつも充実した日々を過ごしていました。
今はフリーランスになりましたが、実は元々はフリーランス思考はあまりありませんでした。
何があるかわからないし、兼業しながらのんびりやっていけたらいいな〜と思っているのんきなタイプでした(笑)
そんな私に転機が訪れます。
働く環境を自分で選びたい
同年の10月に急遽異動の辞令が。
ここで状況が大きく変わります。
元々のチームでは、フルリモートが許可されていたのですが、異動先では出社が必須。
また、立ち上げたばかりのチームだったので状況が整っていないことが多かったり、
カスタマーサポートをするはずが営業をしなきゃいけなかったり、
「話が違うよ…」ということが度々あったんです。
「会社員だから仕方ない」と言われたらそこまでですが、正直結構嫌でした(笑)
- 我慢が足りない
- これもいい経験になる
- どこの会社でも起こること
わがままばっかり言っても仕方がないと、この状況を受け入れることも考えましたが、
「やりたくないことをやりたくない」という意志が勝ってしまい、
幸い、LINEの仕事も増えているタイミングだったので、ここで思い切ってフリーランスになることを決めました。
段階を踏んで自由を手に入れる
10月1日に異動して、10月28日には退社の意向を伝えるという、我ながらびっくりなスピード感でしたが、
さすがに急すぎて会社にも迷惑がかかると思ったので、しばらくは業務委託として週3日勤務を続けることに。
2022年1月からは週3日のフルリモートで働くことができるようになりました。
個人で稼ぐスキルを身につけていなければ、働く環境を自分で選ぶこともできなかったと思うと、大変なこともあったけど積み上げておいて本当によかったです…!
業務委託を続けていても良かったのですが、会社側の状況もいろいろ変わっているので、今月末で完全に退社をすることに。
個人の仕事が増えてきたとはいえ、去年の10月の時点では、完全に安定はしていない状況だったので、
業務委託で固定収入が入ることは大きかったですし、一般企業の動向を知れるのは、アパレル勤務が長かった自分の中ではメリットでした。
今転職を考えている人も、フリーランスを検討している人も、少し不安がある場合は段階を踏んで進めていくのもオススメです◎
同じように悩んでいる人の背中を押せれば
そんなこんなでフリーランスになり、LINEの仕事を続けてきた私ですが、2021年の9月にブログを開設しました。
Twitterで企画をしてZoomでお話しする機会を設けてみたり、
コミュニティ内でも「LINEをやっている」とアピールしていたところ、様々な質問やご相談をいただくことが増えてきました。
毎回同じことに答えているのも何なので、「これ見てみてください〜」と言える場所を作ろうと思いブログを開設してみた、というのが理由の1つ。
もう1つは、「LINE公式アカウントの情報を伝える場を作りたい」ということでした。
世の中的には「Lステップ」の人気が高いのですが、「LINE公式アカウント」だけでも様々な機能があり、
解決したい課題によっては「LINE公式だけでも十分」というケースもよくあります。
ただ、LINE公式アカウントだけの情報って、あまりなかったりするんです…。
そこで、このブログでは、
- 今の生活に不安があるけど何もできることがない
- 初めてみた学習がしっくりこない
- LINEに興味を持ったけど何から始めていいかわからない
- まずはLINE公式アカウントのことを知りたい
というような、2年前の自分のような人が動くヒントに少しでもなれればと思い、更新を続けてきました。
なので、機能説明やLINEでできることについての説明というよりは、
実践的に学習や営業を進める流れや、その中で自分が困ったことや知りたかったことをまとめてきました。
こんな情報需要あるんか…と思いながら毎回書いていますが、ありがたいことに「ブログ見てます!」や、「ブログを見てLINEを始めてみました」という声をいただくことも増え、本当に本当に嬉しいです…!
ブログ以外でも情報をお届けしています
そして、「提案についての考え方を全力でまとめてみよう!」と思い書いたのがこちらのコンテンツ。
LINEを「設定する」ことはできても、
それは「依頼者の課題を解決できる」こととイコールではありません。
なので、提案や設計の考え方をまとめてみたのがこちらの記事です。
気になる方は是非、冒頭だけでも覗いてみてください〜!
また「LINEの営業方法ってそもそも何があるの?」という質問もよくいただいていたのでこんな企画も。
こちらでは、LINEの営業先のバリエーションや、「今始めるならコレ」の5STEPについてもお話ししています。
ありがたいことに、100名を超える方にご参加いただくことができました!
特に期限を設けていないプレゼント企画なので、気になる方は今からでも是非。
この夏、コンサルも始めました
様々な記事やコンテンツや企画をしてきましたが、
いろいろやった上で大事なのは、
「それぞれの人に合う営業方法で、正しく行動量を上げること」だと感じています。
なので、記事では伝えきれない、細かな部分までフォローしたいと思い、この夏コンサルを始めてみました。
コンサル生さんの嬉しいお言葉を少しだけご紹介させてください!
0→1達成にとどまらず、1ヶ月で0→3達成した人や、
自身の既存案件の提案をブラッシュアップできた方など、それぞれ成果を出してくれて嬉しい限り…!
コンサルについては、公式LINE限定で、不定期で募集していくので、気になる方は登録だけでもしてみてくださいね!
大事にしていたマインド3選
2年前までは、転職経験も副業経験もなかった私が、1年半でLINEの仕事で月収50万円稼ぐために大事にしていたマインドについても少しお話しさせていただこうと思います。
- 選択と集中
- とりあえずやってみる
- 自分が救える人を救う
それぞれ少しだけ解説していきます。
選択と集中
何かスキルを身につけようと思った時に、
「あれも学んだ方がいいのかな」
「これもやっておいた方がいいかな」
と目移りしてしまう気持ち、すごくよくわかります。
私もWeb制作の学習をする中で、使うかわからない言語もとりあえずやってみたり、
Shopifyやインスタも気になってみたり…と、ノウハウコレクターになりかけていました。
LINEの中でも
- Lステップをどこまで学ぶか
- ライティングスキルも要るよな…
- デザインもできた方がいいのでは…
といろんなスキルが気になり、講座の受講を検討したこともありました。
ただ、私がLINEで安定して稼げるようになったのは「選択と集中」の意識があったことがすごく大きいです。
- Web制作を諦めてLINEに振り切る
- 営業先は美容院に絞る
まずこれを決めて実績を作ることができたので、その先も受け身の営業で安定してお仕事をいただけるようになりました。
- 最初からLステップを全てマスターする
- 案件を取れてないのにライティングの勉強をする
など、実案件など想定する相手がいない状態でインプットだけをしても、あまり身にならなかったりもするので、
まずは営業先を決めて(選択)、そこに必要な情報だけを集中してインプットして動いてみる
これがすごく重要です。
とりあえずやってみる
ここは性格の部分もあるかと思いますが、私はわりとフットワークが軽いです。
「これやってみたら?」と言われたらとりあえずやってみるとか、気になるものはすぐに調べるとか、スピード感がわりとあります。
動物占いがチーターなこともあり、この辺はわりと持っている特性もあるかなと。
「失敗は怖くないんですか?」と聞かれることもありますが、学習中や営業初期に起こる大体のことは大した失敗ではありません。
「やってみて、考えて、またやってみる」これができれば、大抵のことは何とかなるんです。
- 初めての営業で上手く喋れなかった
- 電話してみたけど「電話するな」と怒られた
- メッセージを30通送ったけど返信がなかった
全て私自身の体験です。
これは周りから見たら「失敗」かもしれませんが、私の中では「学び」でした。
なぜそうなったか考えて改善すればいいだけなので、むしろ経験値が貯まってラッキーです(笑)
「そうは言われても、そんな簡単に割り切れないよ…」という方は、正しくリスクを認識してみるのがおすすめです。
- それで起こる最悪なケースは何か
- なぜ不安なのかの深掘り
例えば、「お店に行って話してみるのが怖い」という場合、それで起こる最悪のケースは「相手にされない」ということです。
相手の忙しさ等、ある程度配慮した状況で声をかければ、罵倒されて怒られるようなことはほとんどないと思うので、最悪話が弾まなかったり上手く喋れないぐらいで、ただそれだけです。
- 相手に損害を与えてしまう
- 自分に大きな借金が降りかかる
など、こういったことは「リスク」と捉えて注意する必要がありますが、
上手くいかなくて多少自分が傷ついたり恥ずかしい思いをするぐらいであれば、死にはしないので大丈夫です。
極端な言い方になってしまいますが、「えいや!」と思い切ってやってみたら意外と大丈夫だった、なんてこともあるあるなので、動いてみた方が話が早いんですよね。
「それがどうしても嫌なんだよ…」という方は、「お店に行く」という手段を変えてみるのも良いかと◎
ただ、どんな手段であっても、最初から上手くいくわけではないので、少しずつ上手くいかないことへの耐性をつけていくと動きやすくなりますよ!
自分が救える人を救う
これは、個人で仕事を進める上で、すごく励まされて大事にしている言葉です。
Twitterを眺めていると、すごい人がたくさんいます。
先ほどもお伝えした通り、私は独学で進んできたので、Lステップの構築スキルがすごく高いわけではありません。
Lステップのプロプランは、案件としては2度ほどの運用経験しかないですし、
個人で商品を販売するようなインフルエンサーの案件は、まだ少し苦手意識があります。
ただ、そんな私でも、助けられる人がいます。
最初にお仕事をいただいた美容院は今でも運用を任せていただいていますし、
大体の業種は、悩みや課題を聞いたらLINEの活用の提案がするっと出てくるぐらいには慣れました。
そもそもLINE公式アカウントをしっかり設計して課題解決の提案ができるスキルがあれば、月20万円は稼げます。
自身のスキルを上げ続ける努力は必要ですが、「今のスキルを仕事にする」という発想もすごく重要です。
スキルを追い続けるのには終わりがないので、しっかり積み上げつつ、今の自分で助けられる人と繋がっていくことで、
どんどん実務経験を増やして成長していくことができるんです◎
Twitterを見ていると、〇〇円稼ぎました!みたいなキラキラした情報がたくさんありますが、
目の前のお客様と向き合った時に、それはあまり関係ありません。
自分に頼ってくれている人に全力で力になること、目の前のお客様を勝たせることが自分のミッションです。
そこに目を向けられるようになってから、すごく気持ちが楽になったので、周りと比較しそうになった時に立ち返る、大事な言葉です。
まとめ
ということで、自己紹介でもしてみるか〜と軽い気持ちで書きはじめたところ、気づいたら15,000字を超えていました…。
ここまで読んでいただいた方、相当な物好きですが(笑)、本当にありがとうございます!
今まであまり話したことがなかった、アパレル時代のこともいろいろ振り返ってみましたが、
書いていた通り、数年前まではメールの書き方もわからないような、Zoomも使ったことがないようなスキル感でした。
そんな中でも、
- 目の前のことに全力で立ち向かう
- とりあえず数をこなしつつ修正していく
ここを徹底してくことで、少しずつでも成長することができました。
今は営業なしで月50万円稼げるようになりましたが、私が何か特別だったとは全く思っていません。
何ならわりと効率悪くたくさんの壁にぶち当たりながらも、何とかここまでこれたような感覚です。
「やる」と決めて、最初は時間がかかってもいいから「決めたことを継続する」。
そのためにはある程度の覚悟は必要かなと思いますが、私ができたので大丈夫です(笑)
今の生活に不安や不満がある人は、思い切って「えいや!」と飛び込んでみると、目指す姿に近づいていけると思います!
特にないと思いますが(笑)、ブログの感想ツイートはめちゃくちゃ嬉しいですし、何かご相談があれば、TwitterのDMででも、お気軽にご連絡くださいね!
それではまた、次回の記事で!
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