LINE公式の設定はわかったけど、どんな内容を作ればいいかわからない…
自信を持って提案ができない…
LINE公式の設定は簡単なのですぐに習得できますが、
いざ、デモアカウントを作ろうと思ったり、実際の提案を考える時に、
「どんな内容を設定したらいいかわからない」という声をよく聞きます。
とりあえず予約のボタンとか、インスタグラムに遷移させるボタンを作ってみたけどこれでいいのかな…?
意図があって置いているのであればいいのですが、
- とりあえずインスタ
- ブログ書いてるからブログも
- 友だちにシェアってなんか良さそうだから置いとこ
こういう軽さでコンテンツを考えるのは非常に危険です。
(何も言葉が出ません…)
ただ、これはLINEをはじめたての人の多くがやってしまいがちなこと。
そもそもいきなり最初から適切なコンテンツを考えていくのは、実は少し難しいんです…。
そこで今回は、LINEを始めたばかりの人でも提案を考えやすくなるよう、
具体事例を交えながら、業種別のLINEの活用例【実店舗編】をご紹介していきます!
これからLINEを始める人は実店舗がおすすめ
今回は『LINE活用事例の実店舗編』をお届けしますが、最初に実店舗を紹介するのには理由があります。
LINEっていろんな業種で使えるって聞くけど、なんで実店舗がいいの?
構築代行としてLINEの仕事をするときは、
ただ『作って終わり』ではなく『相手の課題を解決する設計』になっていることが大事です。
ただ、提案を考え抜いて、どんなに良いアカウントを作ったとしても
友だちがいないと、誰にも情報を届けることができません。
つまり、どんなに作り込んでも、友だちが増えない限り『作っただけ』のアカウントになってしまうんです…。
例えば、オンラインショップなどWeb上で友だち登録をしてもらうような業種の場合、
ホームページ上にバナーを出したり、購入してもらった商品にチラシを同梱することはできますが、
直接声かけすることができるわけではないので、購入者に対してのLINE登録率は低くなりがちです。
(そこまで考えていなかった…)
ただ、実店舗であれば、スタッフが直接お客様にLINEの登録を促すことができるので、
お店を利用した人に対してLINEの登録を促しやすいという特徴があります。
確かに、スタッフの人に直接言われた方が登録してくれそうだね!
これからLINEでどんどん仕事をしていきたい時は、
『作ったアカウントで成果を出す』というのがすごく大事な実績になります。
- 実績をもとに提案ができる
- 紹介をもらえるようになる
- クラウドソーシングでも差別化できる
このように、基本的にいいことしかありません(笑)
なるべく早くその実績を作るためにも、
友だちを増やしやすい『実店舗』を対象に、まずは営業・提案をしていくのがおすすめです!
実店舗であれば、自分が通っているお店にの人に声をかけてみるのも営業になりますよ◎
ということで今回は実店舗の中から、私も実際に構築したことのある
- 美容院
- 飲食店
- クリニック
- 整骨院
のLINEの活用事例について紹介していきたいと思います!
実店舗のLINE活用事例4選
かなり具体的な内容をご紹介しているので、
身近に通っているお店があれば、
提案を参考にデモアカウントを作ってみて営業してみるのもおすすめですよ!
はじめに
普段利用はしているけど、お店側の悩みってイメージが湧かないな…
そんな方に向けて、業種ごとの課題のポイントをまとめてみました!
ほとんどの業種に対応できる、課題になりやすいポイントはこちら。
- 新規集客
- リピート増
- 客単価アップ
- 手間を省く
- コミュニケーション
- ツール費用削減
実際にどんなことに困っているかは、業種だけでなく、お店ごとの状況にもよりますが、
課題になりそうなことは、ざっくり分けるとこんなバリエーションがあります。
『課題』って難しく考えていたけど、こんな感じなんだね!
集客や客単価など、売上を上げる点はイメージが湧きやすいですが、
- 予約の連絡の手間を省く
- 来院前の連絡のやり取りを簡略化
- ホットペッパーなどのツールの費用を削減
など、時間を効率的に使ったり費用を抑える、業務効率化の側面もLINEにはあります。
ちょっと難しい印象を感じた方もいるかもしれませんが、この後詳しく解説していきますね!
それぞれの業種では、具体的にどんな困り事があるのか、
また、それに対してのLINEの活用も合わせてご紹介していきたいと思います!
美容院
美容院で課題になりやすいポイントはこちら。
それぞれ詳しく解説していきます!
新規集客
集客の状況はお店によって様々なので、実際はそのお店の状況をヒアリングをしていく必要があります。
お店によっては、新規客はホットペッパーなどである程度取れているというケースもありますし、
新しくお店を始めたケースであれば新規客もしっかり取っていきたい、というようなケースもあります。
リピーター増
リピーターに関しても同様で、
ある程度リピーターは確保できているというお店もありますが、
1回目の来店から2回目の来店の施策ができていないお店はよく見かけます。
せっかくホットペッパーから集客していても、
リピートさせる体制が取れていなければ、穴の空いたバケツに水を入れ続けるようなものです…。
なので「新規客をリピーターにするためにLINEを活用しましょう!」というのは、わりと響きやすい提案です◎
ショップカードやクーポンの機能も使えそうだね!
濃い顧客がついていて、リピートに悩んでいないお店もありますが、
特にリピート施策ができていないお店も意外と多いので、
すでに来ているお客様を濃いファンにしていくことは非常に重要です。
客単価アップ
美容院の場合は席数が限られるので、一度に予約できるお客様の数には制限がありますが、
基本的には客単価を上げたくないお店はほぼないです。
また、物価高騰により、メニューの値上げを余儀なくされているようなお店も多いので、
「改めて施術の価値を伝えて、利用し続けてもらう」というのも喜ばれる提案です。
私が運用を担当させていただいているお店も、ほとんどが値上げをしていますし、そういった配信もよく届いています。
美容院で客単価を上げる場合は、
- 単価の高いメニューを利用してもらう
- オプションのメニューをプラスする
- 物販の商品を購入してもらう
といった施策が考えられます。
そのために、LINEのリッチメニューや配信を活用していくイメージです!
手間を省く
ここもお店によって状況は様々ですが、
予約や変更・キャンセルの連絡に手間がかかってるお店は多いです。
どんなことに手間がかかるんだろ??
例えば電話対応でしか予約や変更の連絡を受け付けていない場合、
お店が忙しくても電話には出ないといけないので、お客様を待たせてしまう、というような問題が起きる可能性もあります。
確かに、電話が鳴ってたら出ないわけにはいかないもんね…
また、
- 予約の前日のリマインドの配信
- 来店日、来店後のサンクスメッセージ
の自動化も喜ばれるケースがあるので、こういった手間を省く提案もしていくことができます。
費用の削減
美容院の場合に考えられるのはこの辺り。
- ホットペッパーの費用削減
- ハガキ・チラシの印刷費・郵送費
- ショップカードの印刷費
これは局地的にすごく喜ばれる提案ですが、
ホットペッパーを使っているお店であれば、ホットペッパーの利用費や手数料を削減するという提案は非常に喜ばれます。
そんなことできるの??
例えば、予約の手段がホットペッパーと電話しかないようなお店であれば、
既存の顧客はホットペッパーを使わずに予約もすることもできますが、
他に手段がないからホットペッパーで予約をしている、というようなケースも多くあります。
ただその場合、予約のたびにお店側は『2%』の手数料が取られてしまうので、
お店としてはホットペッパーを使わずにできる手段があるというのはすごく嬉しいものです。
あまりにもニーズが高かったので、美容院に営業している頃は、
「ホットペッパーを使っていて他のWeb予約を利用していないところ」に絞って連絡したりもしていました!
単純に、
- それ以外の手段を知らない
- 誰に聞いたらいいかわからない
という理由で他の予約ツールを導入していないようなお店もあるので、
ホットペッパーを利用していて、他にWeb予約を活用していないようなお店であれば、
「ホットペッパーと予約連携できるLINE×ミニアプリを導入して、ホットペッパーの費用を抑えませんか?」
という提案はすごく喜ばれます。
新規集客はホットペッパーでしているようなお店もあるので、いきなり「ホットペッパーを辞めましょう」ではなく、
ホットペッパーを使う必要がない既存客を別のツールに誘導して、費用を削減しましょう!という提案がおすすめです◎
他にも、
- お店からのお知らせをハガキやチラシで郵送している場合
- 紙のショップカードを利用している場合
このようなケースでは、既存のツールをLINE置き換えることで、コスト削減をすることもできます◎
まとめ
あくまでも詳細はお店によりますが、美容院で課題になりやすいのはこの辺り。
- リピーターを中心とした集客
- 客単価を上げたい
- 予約や連絡の手間がかかっている
- ホットペーパーの費用がかかる
- ハガキやカードの印刷費がかかる
こう書き出してみると、売上アップ・業務効率化のどちらの側面でも、
力になれそうなことがいろいろ思い浮かびますね!
今や美容院はコンビニよりも数が多いほどなので、最初の営業先にはすごくおすすめです!
それに対してのLINEの活用法はこちら。
課題の解決策
- お休みの情報やキャンペーンの配信
→リピート増 - 物販商品や施術メニューを配信・メニューで紹介
→客単価アップ - ショップカードをLINE内で作成
→リピート促進・費用を削減 - メニューに予約の導線を作る
→ユーザーの利便性を向上 - ホットペッパー以外の予約ツールを導入
→費用を削減
LINEの機能をフル活用することはもちろん、
要望によっては、ミニアプリやLステップなどのツールを連携することで、さらに解決できることの幅を広げることができます。
連携ツールの活用イメージ
- LINE公式アカウントのみ
- LINE公式アカウント×ミニアプリ
- LINE公式アカウント×Lステップ
単純にLINE公式アカウントのみで運用するケースももちろんあります。
例えば今運用を任せていただいている美容院は、アナログへのこだわりがあり、
ホットペッパーもやっていないので、次回予約・LINEのチャット・電話のいずれかで予約を取っています!
何を大事にしたいかはお店次第なので、あくまでもヒアリングベースで最適解を探っていきます!
一方、ホットペッパーと連携できる予約ツールを導入したい場合は、ミニアプリの利用を提案します。
例えばリピッテやリザービアなど、ホットペッパーと連携できる予約を、LINEから直接できるようなツールがあります。
お店側は、今まで通り1つの管理画面で予約の管理ができるので、ホットペッパーの利用者はミニアプリがおすすめ。
予約ツールが増えて管理の手間が煩雑になってしまうと本末転倒なので、
このケースではLステップではなくミニアプリを連携して運用していくケースが多いです。
LINE公式かLステップの2択で考えてたけど、そんな選択肢もあるんだね!
このケースでLステップを導入してしまうと、
ホットペッパーの予約とLステップの予約が連携できないため、あまりおすすめしません。
ただ、ホットペッパー以外のWeb予約の手段をすでに利用している場合は、
LINEからその予約サイトに遷移させる形で導線を作ることはできるので、美容院でもLステップを活用するケースは大いにあります。
あくまでも、相手の状況に合わせておすすめのツールを提案できることが大事です◎
LINE公式は、多少のセグメント(状況によっての情報の届け分け)やシナリオ配信もできますが、基本は一斉配信なので、
- 来店頻度
- 利用しているメニュー
- 購入した商品
- 髪の悩み
こういった属性に合わせて情報を届け分けたい、というニーズがあれば、LINE公式単体ではなくLステップの活用もおすすめです!
📌私が実際にしていた美容院への営業の様子はこちらをチェック✔️
飲食店
飲食店で課題になりやすいポイントはこちら。
それぞれ詳しく見ていきます!
新規集客
お店によってはぐるなびや紹介などである程度取れているというケースもありますが、
飲食店の場合は、紹介や人に連れられて初めて来店するようなケースも多いので、リピート施策が新規集客にもつながります。
リピート増
全体的なリピートを増やしたい、というのもちろん、
限定した曜日や時間帯の集客のコントロールに困っているというお店は多いです。
例えば、
- 週末は予約が埋まるけど
- 平日の夜は空いていたり
- 土日もランチはもう少し来てほしい…
など、部分的な集客のニーズはかなりあります。
運用をサポートしている飲食店では、
土日は忙しくて平日もランチは人が来るけど、夜の集客を増やしたい…という要望が実際にありました!
お店によっても変わりますし、時期によって波があったりもしますが、
そういった時間や曜日・天気によるピンポイントでの集客の悩みというのは、どのお店も多く持っている印象です。
客単価アップ
飲食店に関しても客単価を上げたくない店舗はほぼない印象です。
またその中でも利益率の高いドリンクの注文を増やしたい、など部分的な要望もあるので、
ここもヒアリングの上、どこを伸ばしていきたいのかを掴んでいく必要があります。
手間を省く
予約・変更・キャンセルの連絡や、テイクアウトの注文の対応に手間がかかっているというケースも多いです。
例えば、電話対応しか受け付けてない場合は、お店が混んでるときでも電話の対応しなければならないですし、
賑わっているお店の中で正確に聞き取るのも大変なので、
単純にメッセージで連絡ができるようになる、というだけでも喜ばれるケースもあります◎
お客さん側も、いつでも連絡できるのは助かるね!
また、人員不足や順番待ちの管理に困っているというケースもあるので、
この辺りについても、ヒアリングの上で提案を考えていきます。
コミュニケーション
飲食店の場合は、予約をする時に「詳細の確認・相談をしたい」というニーズもあります。
お祝い事や、アレルギーなどの来店前の質問や要望について確認したい方もいるので、
その際にも、電話以外の手段があることや、時間を問わずに連絡が取れるというのは、利用者側からもすごく喜ばれます。
まとめ
こちらもあくまでも詳細はお店によりますが、飲食店の課題はこの辺りが中心になってきます。
- リピーターを中心とした集客(特定の時間へのアプローチ)
- 客単価を上げたい
- 予約や注文・連絡に手間がかかる
- 顧客との連絡やコミュニケーションをとる
飲食店の場合は、美容院のように通う頻度がある程度決まっているわけではないですし、
メニューが複雑ではない場合も多いので、比較的悩みはシンプルな傾向です。
課題の解決策
悩みがシンプルなので活用もわりとシンプル。
- 新メニュー・キャンペーンの配信
→リピート増 - 旬の商品・利益率の高い商品を配信・メニューで紹介
→客単価アップ - ショップカードをLINE内で作成
→リピート促進・費用を削減 - メニューに予約の導線を作る
→対応の手間を省く・ユーザーの利便性を向上 - 予約や問い合わせをLINEで受けられるようにする
→対応の手間を省く・ユーザーの利便性を向上
単純に来店者にLINEに登録してもらい、その後配信でリピートさせる、というのが飲食店の施策では超重要です。
そんな単純で大丈夫…?
みなさんが、LINEに関係なく
- 「今日あのお店にご飯行こっか!」
- 「今日はあそこのご飯、テイクアウトして帰ろっか!」
と思う時ってどんな時ですか?
個人的にはCMやテレビのグルメ企画を見て、それを食べたくなることがすごく多いです(笑)
同じように、LINEの配信で料理の画像を送って、
お店を思い出してもらう&食欲をそそって『行くきっかけを作る』というだけでも売上アップに繋がりやすいのが飲食店です。
確かに美味しそうな画像が送られてくると、ついお腹も減っちゃうね〜
クーポン等も活用しながら『いかにLINEに登録させるか』、
そしてそこから『定期的に配信をしていく』というのが、シンプルながら飲食店で1番効果の出るLINEの活用です。
そんなに簡単なのに、なんでみんなやってないんだろう…
そもそもその活用を知らなかったり、単純にお店が忙しくて手が回ってないケースも多い印象です。
インスタ用も兼ねて画像は撮ってるけど配信に手が回らない…という声もよく聞きます。
私は今1件、飲食店の配信代行をしていますが、
Web予約・チャット予約ともに0件だったところから、それぞれ月4件前後予約が入るようになったり、
バイトの募集の配信をしたところ早速採用が決まるなど、
売上・業務効率化・採用と、さまざまな活用ができています◎
運用も見据えた提案ができると、忙しいオーナーさんにも喜んでいただけます!
連携ツールの活用イメージ
- LINE公式アカウントのみ
- LINE公式アカウント×ミニアプリ
飲食店の場合は、基本的にはLINE公式アカウントだけでも十分な印象です。
Lステップって万能だから、どこでも使えるんじゃないの??
Lステップを利用するメリットのひとつに、
相手によって情報を届け分けることができる『セグメント』がありますが、
飲食店の場合は利用頻度も自由ですし、対象者によって届け分ける必要がある情報もあまりないので、
シンプルにメニューや配信を活用していくだけでも価値があります!
ラーメン屋にリピートしてもらおうと思った時に、年齢や性別や好みによって届け分ける必要があまりない、というイメージです(笑)
- モバイルオーダー
- 順番待ちの管理
- テイクアウトオーダー
この辺りの機能を求めるのであればミニアプリの活用もおすすめ。
いろんなツールがあり、ミニアプリ自体も様々な種類があるので、依頼者の要望によって合うツールを探してみましょう!
クリニック
小児科や歯医者など、
業種によっての細かい違いはありますが、
大まかに、クリニックで課題になりやすいポイントはこちら。
今までは少し異なり、売上アップよりも業務効率化がメインになってきます。
新規集客・リピート増
クリニックの場合はコロナ禍ということもあり、集客に困っているところは少ない印象です。
客単価アップ
客単価に関しても、あまり気にしていないお店の方が多いですが、
歯医者やクリニックの種類によっては、保険適用外の自費治療を促したいという要望があるケースもあります。
私も最初聞いた時は、「なんだそれ??」となっていました(笑)
わからないことは必ずあるので、その都度しっかり確認したり調べて知識を増やしていきましょう!
手間を省く
クリニックで1番喜ばれるのは、手間を省くところです。
来院前の問診票の記入や、Web申し込みなどを導入しているところも増えてきていますが、
フローがまとまっておらず、いろんなサイトに散らばってしまっているというようなケースも多いです。
確かに、コロナで発熱外来とかもあったから、ホームページを見てもよくわからないこともあったな…
また、まだまだアナログで管理しているようなところも多いので、Web化や情報集約の要望はすごく多いです。
例えば、私が担当しているクリニックでは、小児科の予防接種の申し込みをLINEで管理したいという要望がありました。
最初は費用を抑えたいということでGoogleフォームとLINEを使って運用していましたが、
Googleフォームの場合、入力してくれた人とLINEのアカウントを紐付けることができないので、
返信をする際に、そのアカウントを探すのが大変、というような問題が起こりました。
本名でLINEの登録している人って少ないから、見つけるのが大変だね…
なので今はエルメを使って、フォームに入力していただき、
確認次第そのまま返信ができるようなフローを組んで管理をしています。
また、よく聞かれる質問や連絡への対応にも時間が取られやすいので、そういった『手間を省きたい』という要望もあります。
コミュニケーション
また、来院前や来院後のフォローも、
LINEならユーザーとこまめに連絡が取れるので、
事前に確認したいことがある場合や後から連絡したい場合にも、LINEは重宝されます。
先ほどもご紹介したクリニックでは、
来院時に母子手帳を忘れてしまった人に、後から画像で送ってもらう時にもLINEを活用しています!
まとめ
クリニックの場合は集客や売り上げを上げるというよりもコミュニケーションメインの提案になっていくことが多いです。
- 客単価アップ
- 予約や事前問診の情報の管理をしたい
- 顧客情報の管理をしたい
- 連絡や質問の対応に時間がかかる
- 来院前後にコミュニケーションを取りたい
Web上で予約・問診をする仕組みを整えたり、
情報を集約・管理するための、業務改善のツールとしてLINEを活用していくことができます!
課題の解決策
- 他の施術メニューを配信・メニューで紹介
→客単価アップ - フォームを活用して情報収集→連絡のフローを作る
→対応の手間の削減 - メニューに予約の導線を作る
→対応の手間を省く・ユーザーの利便性を向上 - 予約や問い合わせをLINEで受けられるようにする
→対応の手間を省く・ユーザーの利便性を向上
どこに時間がかかっているのか、面倒な作業はどれか、というのは
院によるのでその都度ヒアリングをしていきますが、このような活用は想定できます。
売上に対しての活用のイメージが強かったから、なんだか新鮮!
売上はなかなか効果が確約しづらいケースもありますが、
業務効率化の場合は、時間や手間の削減がある程度見立てやすいのもメリットです◎
相手の状況を丁寧にヒアリングした上で、LINEの活用を提案できると、すごく重宝されますよ!
提案するツール
- LINE公式アカウントのみ
- LINE公式アカウント×ミニアプリ
- LINE公式アカウント×Lステップ・エルメ
ユーザーとコミュニケーションを取るだけで良い場合や、
既存のWeb予約・問診のページがあり、そこへの導線を作れば良いのであれば
LINE公式アカウントだけでも十分活用することができます◎
サイトをブックマークしたり検索するのもいいけど、LINEの中で検索するのも簡単だもんね!
フォームを使いたい・簡単なセグメントをしたいだけの場合は、
Lステップも良いですが、費用を抑えたい場合はエルメの活用もおすすめ。
LINE公式アカウント同様、ほとんどの連携ツールはメッセージ通数によって費用が決まります。
ある程度友だち数が多く、定期的に配信をする場合は、あっという間に1,000通を超えてしまいます。
Lステップの場合は1,000通を超えると、スタンダードプランで21,780円ですが、
エルメであれば上限なしで10,780円で利用することができます。
もちろんLステップにはできてエルメにできないこともありますが、
フォームを活用したいだけであればエルメでも十分運用が可能です◎
この辺りは、LINE活用の目的に合わせて、最適な提案ができるように準備していきましょう!
次回のブログで、Lステップ・エルメ・ECAIの連携ツールの比較について解説しようと思っているのでお楽しみに!
最後に、順番待ちや会員証の活用をしたい場合は
それに適したミニアプリがあるので導入を検討してみるのも良いかと。
「業種名 LINE ミニアプリ」で検索するといろいろ見つかったよ!
ツールによっては初期費用がかかるものもあるので、慎重に検討してみてください!
整骨院
整骨院で課題になりやすいポイントはこちら。
売上アップと業務効率化、どちらにも活用できるので、早速解説していきます!
新規集客
新規集客についてはお店によって状況は変わります。
紹介等で獲得できているケースもあれば、まだまだ新規のお客様も取っていきたいというようなケースももちろんあります。
まずはしっかり、お店のことを聞くのが大事だね!
また、Webでの集客施策をしているところもありますが、チラシを使って集客をしているところも多い印象。
ただチラシを配るだけでなく、
- LINE登録で初回利用時のクーポンを渡せて
- その後配信で継続的にお知らせもできますよ
という提案も喜ばれます。
リピート増
リピートに関してもお店の状況にもよりますが、
ある程度、定期的に来院してほしいという声はよく聞きます。
お店の売り上げのためにというのももちろんありますが、
あまり間が空いてしまうとせっかく体の調子が良くなってもまた痛みがある状態に戻ってしまうため、
来院される方のためにも、定期的に通ってほしいという要望を持っている方が多いです。
私もつい来院の間隔が空いてしまうと、体がバキバキになっていて怒られます(笑)
客単価アップ
客単価に関してはその院の方針にもよりますが、自費治療を増やしたいという要望はよく聞きます。
また体を整えるメインのメニュー以外にも、
複数のメニューやトレーニング・エステ系のメニューを併用しているところもあるため、
最初は整骨院で来院した後に他のサービスも利用してほしいといったような、クロスセルのニーズも耳にします。
手間を省く
予約や変更キャンセルの連絡に手間がかかるケースが多いので、電話の対応からLINEでの対応に切り替えたり、
来店前日のリマインド配信や来店日のサンクスメッセージの自動化も喜ばれます。
コミュニケーション
コミュニケーションとる点では、来院後のアフターケアがしやすいことやその自動化も喜ばれます。
私の知り合いが開いた整骨院では、少しアナログ(手作業)ではあるものの、
LINE経由で予約をされたお客様には、
来院した次の日に「体の調子はいかがですか?」というメッセージを送って、お客様とコミュニケーションをとっているようです。
そんな使い方もできるんだね!
そうすることで、何か不満があればフォローすることもできますし、
アフターケアをすることでお客様の満足度アップにも繋がります◎
それによってリピートや紹介による新規来店にも繋がるので、満足度を上げることが集客にも繋がります!
Lステップなどを使ってここを自動化することもできますが、
費用を抑えたい場合や、まだそこまで来院数が多くない場合はLINE公式でも十分活用ができます◎
まとめ
整骨院の場合は、こんな課題に対しての提案をしていくことができそうです。
- 新規集客
- リピーター増
- 客単価アップ
- 予約や対応の手間の削減
- 来院前・来院後のコミュニケーション
客数アップもちろんですが、最初に利用したメニューと別のものを利用してもらうクロスセルや、
コミュニケーションを取る点も重宝されます。
課題の解決策
- お休みの情報やキャンペーンの配信
→リピート増 - 物販商品や施術メニューを配信・メニューで紹介
→客単価アップ - ショップカードをLINE内で作成
→リピート促進・費用を削減する - メニューに予約の導線を作る
→ユーザーの利便性を向上 - 予約ツールを導入
→対応の手間を省く・ユーザーの利便性を向上
また、来院時に体のケアするだけでは、体の調子の全てが整うわけではないので、
日常的に簡単な運動をしてほしいと思っている方も多いです。
なので、家でできる簡単な運動の動画など、自身の体を気にかけるためのコンテンツをメニューに置いたり、
配信で届けていくというのも、好評な提案です。
提案するツール
- LINE公式アカウントのみ
- LINE公式アカウント×ミニアプリ
- LINE公式アカウント×Lステップ
使い分けに関しては、美容院のケースと近しいですが、
ホットペッパーを利用しているところはあまりないので、
予約の自動化をしたい場合は、Lステップのカレンダー予約を利用することもできますし、
費用が気になる方には、予約機能のあるミニアプリをご提案するイメージです。
LINE公式のみか、Lステップを連携するかの決め手はこの辺り!
ツールが増えると少しややこしくなりますが、
まず大事なのは、『解決したい課題が何か』というとことなので、
いきなり手広く提案しようとせず、まずは1つの業種に対してのLINEの活用を徹底的に考えてみてください!
まとめ
ということで今回の記事では、
そのまま提案に使えるLINE公式アカウントのリアルな活用事例【実店舗編】として、
- 美容院
- 飲食店
- クリニック
- 接骨院
への提案を解説してきました!
もりだくさんだったから何度も見返してみよ〜!
改めて、業種ごとの課題やツールの使い分けはこちら!
本編でも何度もお伝えした通り、
ご紹介したのは活用できる可能性なので、実際にお店が何に困っていて、
どんな風にLINEを活用したいかは業種だけでなく個々のお店によって変わってきます。
過去のブログやラジオでも何度もお伝えしていますが、提案の時に大事なのは『まずヒアリングから』はじめることです!
今回の記事を参考に提案をまとめつつ、
実際にお話を聞くときは、こちらの提案を押し付けるのではなく、
まずは相手の話を聞くところから始めてみると、スムーズに提案を聞いてもらえますよ◎
今回ご紹介した活用事例の一部は、こちらのラジオでもお話ししております!
ヒアリングの重要性はこの会でご紹介。
LINEは設定方法を覚えるのは簡単ですが、
具体的な提案を考えたり、営業の部分でつまずく人が非常に多いです。
勢い任せに始めて、受注して納品したものの「あまり役に立てていない…」という声もリアルに聞きます。
作って運用してからどうにかしようとするのではなく、
そもそも戦いは設計の段階から始まっているので、
- 課題が何か考える
- 利用するユーザーの気持ちを考える
- それに対してのLINEの活用を考える
地道ですがこの辺りを徹底的にやっていくことで、
相手の課題や悩みを解消して感謝される、LINEマーケターになることができます!
よーし!がんばってみよ〜!
営業を進めるまでのステップはこんな感じ。
- ターゲットを決める
- そのお店・業種でのLINEの活用を考え抜く
- ヒアリングで状況を確認し、活用を紹介してみる
- 相手に響く提案になっていれば依頼される
今回ご紹介した内容は、②の活用を考え抜くところで参考にしていただければ、と思うので、
相手の悩みや困りごとを洗い出して、それに対してのLINEの活用を考え抜く!
まずはここを徹底的にやってみてください!
次回の投稿では
今回いくつかツールをご紹介しましたが、詳しい使い分けまでは解説できなかったので、
次回の記事では
- Lステップ
- エルメ
- ECAI
という3つの連携ツールの比較を徹底解説していきたいと思います!
いろんな連携ツールがありますが、業種問わずに幅広く使う場合はこの3つで大体どんなケースも対応できる印象です◎
実例も交えてご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!
公式LINE作りました
LINE限定の配信もしていく予定ですし、何かご相談があればメッセージを送っていただいてもいいので、よければこちらも登録してみてくださいね◎
コンサルの募集もこのアカウント内で行う予定なので、気になる人は登録しておいてください〜!
ではまた次回の記事で!
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