テレビやタクシーでの広告もあり、知名度が高まっているLステップ。
「LINEを仕事にする」と思った時に『=Lステップ』と思う方も多いのではないでしょうか。
これからLINEを始めたいけど、Lステップもやらなきゃいけないのかな…と不安
Lステップしか提案の手札がなく上手く受注できていない
LINE公式アカウントだけを学べるところがない…
LINEをこれから始めたい人や、営業が上手くいっていない人にお話を聞いていると、こんな声をよく聞きます。
ただ、『LINE=Lステップ』というのは、実は大きな誤解なんです。
- Lステップじゃなきゃ価値提供できない
- LINEで仕事をするのであればLステップもできなきゃいけない
こう思っている方がもしいたら、今回の記事は少し意外な内容になるかもしれません。
構築実績の半分はLINE公式アカウントのみ
私は2年ほど、LINE公式アカウントの構築代行としてお仕事をしており、
ほとんど営業せずに、月収50万円は安定して稼げるようになりました。
Lステップのご依頼を受けることもありますが、LINE公式アカウント単体の場合もありますし、エルメやECAIなどのツールを利用することもあります!
◆連携ツールの解説はこちら
1つ質問です
2023年6月現在、私が構築したアカウントは46件ですが、そのうちどのぐらいが、Lステップだと思いますか?
うーん、Lステップが人気って聞くし、月収50万円稼げてるってことは、半分ぐらいはLステップなんじゃないの?
実はLステップの構築実績は13件の35%。
LINE公式アカウント単体で構築したものが23件なので、半分はLINE公式アカウントのみでご依頼を受けているんです。
意外と思われる方もいるかもしれませんが、現状や課題を深掘りしていったら、LINE公式アカウントだけでも十分なケースも、結構あったりするんです!
2年間仕事をする中で、LINE公式アカウントだけでも価値提供できる人がたくさんいることに気づきました。
また、これは私だけができていることではなく、
コンサルのメンバーの中には、LINE公式アカウントだけで、月収40万円を超えをした人もいます!
つまり、『Lステップじゃなきゃ稼げない』というのは大きな間違いで、
LINE公式アカウントだけでも会社員の月収を超えることもできる、というのがリアルなんです。
今回の記事では
- Lステップがないと仕事ができない?
- LINE公式アカウントだけでもいい業種
- 効率よく実績を積むならLINE公式アカウントの方がいいってホント?
- LINE公式アカウントだけで月収20万円を実現するステップ
こういった内容を解説していきます。
こんな姿を目指して、1つずつ解説していきたいと思います。
本当にLステップがないと仕事ができないのか?
テレビやタクシー広告、YouTubeの広告やトラックなど、様々な場所でLステップの広告を目にするようになりました。
Twitterで目立っているLINEマーケターやLINE構築者も、
『LINE』ではなく『Lステップ』と記載しているような方もよく目にします。
そのせいか、これからLINEを始めたい人の中には
- Lステップもできなきゃダメかな…
- どのスクールも高額だな…
- LINE公式アカウントを学べるものってないのかな…
こんな風に思っている方も、実は多くいらっしゃいます。
ここまで認知を広げたLステップがすごい!というのはもちろんあるのですが、個人的にはもう少し選択肢があっても良いのでは…と思っています。
はじめにお伝えしたいのですが、
LINEで仕事をしていく上で何を学ぶ必要があるかを決めるのは、「自分がどうなりたいか」という価値観です。
目指す姿で必要なスキルは変わる
あなたが目指しているのは、どちらの姿ですか?
- 月収50〜100万円を最速で稼ぐ
- 月に10〜20万円の収入が増える
どちらが良い・悪いという話ではなく、
LINEを仕事にする上でLステップが必要かどうかを左右するのは、こういう『目指す姿』なんです。
月収50万円〜100万円を最速で稼ぎたい場合
月収50万円以上の収入を得たい場合は、
LINE公式アカウントの単価だと構築数が増えすぎて管理の手間も増えるので、
単価の高いLステップもやっていくのがおすすめです。
ここを目指す方のロードマップはこんなイメージ。
- Lステップを学べるスクールに入る
- 設計や設定を学びつつ、ディレクターのもとで実践を積む
- 実績をもとにオフライン・オンラインで営業
お金はかかるのと、初めは構築作業を請け負う形になるので少し時間はかかりますが、
実はこれが最短ルートだと思っています。
兼業でLINEの仕事をしてらっしゃるダイさんは、こんなツイートをしていました。
Lステップを独学でやっても、やることが多すぎて混乱して課題解決の提案にならず、成果が出なくて疲弊するような人をたくさん見てきました。
「構築のスキルがあっても営業につまづく…」という方も多いので、
まずはディレクターのもとで構築や課題解決の設計の考え方をしっかりと吸収して、
その経験値をもとに営業していくことで、周りとの差別化にもなります。
独学の危険性
私は月収20万円を達成するのに、営業開始から8ヶ月かかりました。
独学でやって試行錯誤したばっかりにこんなに時間がかかってしまったのですが、
- さっさとコンサルやスクールに入る
- 必要な知識を得てどんどん行動する
これによって、月収20万円が3ヶ月で達成できたらどうなっていたでしょうか?
独学で進んだ時よりも5ヶ月早く月収20万円を達成しているので、それだけでも100万円損していたことになります。
もしそのスクールやコンサルが50万円だったとしても、もとが取れているどころかプラスになっています。
もちろん、スクールに入っただけですぐに成果が出るかどうかは自分の行動次第ですが、
この『自分なり』にやった時間は、すごくもったいなかったな、と今でも思います。
後ろは振り返らない主義(笑)なので前を向いていますが、これから始めるみなさんには、この『自己投資の重要性』をぜひ知っておいてほしいです。
この3ヶ月で20万円というのも、正しく学んで行動すれば、ある程度現実的な数字です。
こちらもコンサルメンバーの実績ですが、コンサルに入って2ヶ月目の受注報告です。
惜しくも目標達成とはなりませんでしたが、25万円の受注を達成しています。
私の8ヶ月はなんだったんだろう…(笑)と思いつつ、
やっぱり『自分なりにやらない』というのが重要だなと、改めて感じています。
月に10〜20万円の収入が増える
では、ここを目指す人は、どのように進んでいけば良いのでしょうか?
私が副業としてLINEを始めた2021年の目標は、「副業で月20万円稼げるようになる」でした。
単価の相場もわからなかったし、ただ漠然と、なんとなくこの数字を掲げていました。
いろいろ調べていると、LINE構築代行の相場がこのぐらいの金額だと知ることができました。
- LINE公式アカウント構築代行の単価の相場:無料〜15万円
- Lステップ構築代行の単価の相場:30万円〜
この数字を見た時に、月収20万円を目指している私に、Lステップのスキルは必要でしょうか?
「あったらいいだろうけど、なくてもいける」
私の中では、こんな感覚でした。
最初に美容院に営業をしようと決めたため、
「それなら美容院でのLステップの活用は知っておいた方がいいな!」
と思いLステップの学習もしましたが、あくまでもツール選びの基準はここ。
- 自分がなりたい姿に必要なのか
- 自分が力になりたい営業先に必要なのか
基本的にはこれだけ考えて突き進んで、今に至っています。
Lステップを学ぶ場合も、スタートプランからプロプランのすべての知識を網羅する必要は最初はないので、
- 基本の操作方法を学ぶ
- ターゲットに必要な活用を徹底的に考える
このステップで進めれば、問題なし◎
目指す姿や目の前の目標に向かって、必要なものだけを学ぶ意識が大事です。
あれ?目的はなんだっけ?
日々Twitterなどでたくさん情報を入れている人は、勉強熱心なことは素晴らしいですが、
「自分がなりたい姿」を見失ってしまうと本末転倒パターンに。
全てのスキルは「なりたい姿」を実現するための手段に過ぎないので、まずは自分が「どんな風になりたいのか」を考えるところから始めてみましょう!
ということで、「本当にLステップがないと仕事ができないのか?」という疑問についての回答は
『目指す姿による』です。
LINE公式アカウントだけでの仕事は、実際にたくさんありますし、
私が依頼を受ける場合は3万円〜10万円の単価でご依頼いただいています。
ちなみに、しっかり相手に価値提供ができれば、LINE公式アカウント単体でも、そのぐらいの単価にしていくのはかなり現実的です。
また、運用代行を依頼していただければ、毎月固定収入を得ていくこともできるので、
月収10万円〜20万円を目指している方は、LINE公式アカウントのスキルだけでも実は十分なんです!
◆LINEの運用代行の詳細はこちら
例えば
- 月3万円の運用代行を3件
- 月に1件、単価10万円の構築を請け負う
これで月収約20万円は完成です。
運用が増えるまでは、構築を2件受けることでも実現できますし、
LINE公式アカウントで月収20万円、というのは、実はかなり現実的な道なんです。
LINE提案の基本スタンス
ここで前提として1つお伝えしたいのが、LINEの提案の軸になるのは『相手が解決したい課題』です。
- 新規集客をしたい
- リピーターを増やしたい
- 客単価を上げたい
- 電話対応や問い合わせの手間を省きたい
こんな課題や悩みがヒアリングで聞き出せたら、それに対してのLINEの活用を提案・紹介していくのが基本の流れです。
なので、「なんのツールを使うか」が先行することは基本的にはないですし、
相手の課題を聞いた上で『それに必要なツールを提案していく』というのが基本のスタンスです。
Lステップしか提案の手段がないと、Lステップがなくても解決できることでもLステップの提案しかできないので、不要な機能やコストを提示することになり、受注になりづらかったりします。
なので、相手の状況をヒアリングした上で、
- LINE公式アカウントだとこんなことが出来ます
- でもこういったことはできません
- そこをLステップだとここまで出来ます
こんなイメージでいくつかのプランを提示して、まずはどこから着手していくか決めていくようなイメージです。
ただ、この後ご紹介するように「LINE公式アカウントだけでも価値提供しやすい業種」というのもあるので、
LINE公式アカウントを中心にやっていきたい人は、まずはこのあたりをターゲットにしていくのがおすすめです!
LINE公式アカウントだけでも力になりやすい業種例
収入面で考えると、目指す姿によってはLINE公式アカウントだけでも十分とお話ししましたが、
業種によってもLステップの要否は変わってきます。
先ほどご紹介した、LINE公式アカウントだけで月40万円の受注をしたコンサルメンバーは、飲食店をメインに営業をしていたので、Lステップがなくても価値提供がしやすい業種でした。
ということでここからは、LINE初心者におすすめな、
LINE公式アカウントだけでも価値提供しやすい業種をご紹介していきます!
※今回ご紹介する業種は、状況によってはLステップやミニアプリなどの連携ツールを入れた方がいい場合ももちろんあります。 ただ、LINE公式アカウントだけで運用できるケースもあるため、提案の幅を広げる意図でご紹介していきたいと思います。
具体的にはどんな業種?
ここで1つ質問ですが、
- LINE公式アカウントだけでも課題を解決できる業種
- Lステップや連携ツールがあった方がいい業種
この違いはなんだと思いますか?
飲食店はLINE公式アカウントで十分とは聞いたことがあるけど、他にも何かあるかな…?
これは私の考えですが、「一斉配信だけでも課題が解決できればLINE公式アカウントだけでOK」だと思っています。
例えば、
- 飲食店
- 美容院
- オンラインショップ
この辺りは、連携ツールを使うとより良い場合もありますが、LINE公式アカウントだけでも成果を出しやすい業種です。
基本的にLINEはリピート促進をしやすいツールですが、
ご紹介したような飲食店や美容院・オンラインショップは、
来店時やサイトで友だち登録をしてもらった後に、
週1回程度、定期的に配信をしていくだけでも、実はリピートさせやすかったりします。
リピートしない理由の大部分は「忘れているから」なので、一斉配信でお店のことを思い出すきっかけを作るだけでも十分効果があります。
美容院の場合「Lステップのアンケートで来店頻度を聞いて、それに合わせたタイミングで配信できます」という提案をよく耳にしますし、
もちろんこの提案が悪いわけではないのですが、
週1回の配信をしているのであれば、そこに+αでその配信が届くことになるので、
「お店を思い出すきっかけを作ってそのまま予約してもらう」という目的は、実は一斉配信でも果たせたりもするんです。
「あるとより良いけど、なくて致命的なわけでもない」というケースもあるので、
目的次第では美容院でもLINE公式アカウントだけでも十分なケースもあるんです!
実際にLINE公式アカウントの運用をサポートしている美容院は、セグメントをせず定期的に一斉配信をするだけで、キャンペーンの売上が伸びたり来店が増えたケースもあります!
LINEの強みは、なんと言っても配信の開封率が高いことにあります。
それによって、配信の内容はもちろんですし、
メニューの内容も見てもらえることで、売上を上げることができたり対応の手間が減るなどの業務効率化ができることが特徴です。
この後ご紹介する、「Lステップがあった方がいい業種」との違いは、
友だち登録した人に「情報を届け分ける必要があるかどうか」なので、
ご紹介した飲食店や美容院・オンラインショップのように
「全員に対して同じ情報を届けることで成果が見込める業種」については、駆け出しの時でも実績を作りやすい業種なのでおすすめです◎
連携ツールの落とし穴
最近はオンラインショップの購入情報とLINEの情報を紐づけて管理できるような連携ツールも人気ですし、
Lステップを導入することもありますが、その場合も少し注意が必要です。
- LINE登録=会員連携ではない
- Lステップでは購入情報の取得が完全にはできない
『LINE登録=会員連携ではない』というのは言葉の通りで、
ECAIなどの連携ツールを使って、カート情報とLINEの友だち情報が連携できます!と言っても、
LINE登録後にフォームに情報を入力してもらうなど1ステップ必要なため、実は100%の連携ができるわけではない、ということです。
また、Lステップの場合は購入情報を全て正確に取得できるわけではないので、
アンケートを取ってセグメント(絞り込み)をしてシナリオ配信をしたとしても、
LINE経由以外で購入した場合にも、販売のためのシナリオが届き続けてしまう可能性もあります。
運用してからどう情報を更新していくのか、という点も非常に重要なので、その点で考えると、少し情報が不完全になるケースもあるのが事実です。
また、ある程度、集客もできていて売上がある場合であれば最初から連携ツールを導入しても良いですが、
「まだ友だち追加の見込みも怪しいので、コンパクトに始めたい」という要望も、実は結構あったりするんです。
- 購入済・未購入の状況に合わせたシナリオ配信
- 購入した商品に合わせた自動配信
- 購入した商品に合わせたアップセル配信
こういった機能もすごく魅力的ですが、
最上級の全て盛り込んだプランの他にも、
相手の現状を加味して、いくつかのパターンを提案できると、依頼される確率はより上がります。
こういったケースの場合は、ツール別の提案もしますが、段階を踏んで提案をしていくこともよくあります。
- まずはLINE公式アカウントのみで運用
- 友だちが〇〇人ぐらいまで増えてきたら、連携ツールを導入
- 連携ツールは入れた状態で導入するがシナリオは最低限
- 売れ筋の商品や、クロスセル・アップセルの傾向が見えてきたら追加で自動アップセルの配信を追加
こんな感じで、段階を踏んで提案をしていくと、導入のハードルを下げることができ、伴走して長くサポートしていくこともできます。
少し話が逸れましたが、LステップやECAI・ミニアプリなどの連携ツールは提案しつつも、
結局情報が不完全だと機能が使いきれないケースもありますし、最初は小さく始めたいという要望もよくあるので、
「LINE公式アカウントを提案できるスキル」があることで、幅広いニーズに対応していくことができるんです!
Lステップがあった方がいい業種例
逆にこんな業種の場合は、Lステップなどの連携ツールがあった方が良いケースが多いです。
複数の状況の登録者がいるケース
例えば、新規の問い合わせ・購入を増やしたいような、不動産・士業・スクール系の場合。
このケースでは、登録者の状況が複数に分かれ、問い合わせに至るまでに必要な情報が異なることがあります。
「LINEに登録してもらって、シナリオで教育して問い合わせを増やす」という策はよく耳にしますが、
大事なのは『全員に同じ情報を届けていいのか?』というポイントです。
例えば不動産の場合だと、
- 物件の購入をしたい人
- 物件の売却をしたい人
- すでに気になる物件が見つかっている
- まだ物件が見つかっていない
など、こんな風に様々な状況の人がLINEに登録する可能性があります。
その場合に全員に対して同じ情報を届けてしまうと、
- 物件が見つかっているのに新しい物件の情報がやたら届く
- まだ見つかっていないのに問い合わせを促す情報がやたら届く
と言ったように、不要な情報が届き、配信を読まれなくなってしまったりブロックされやすくなってしまいます。
このように、「問い合わせ」という1つのゴールに向かう場合でも、
登録者のバリエーションが複数ある場合は、Lステップ等の連携ツールを導入した方が効果は出やすいです。
複数のゴールがあるケース
先ほどは登録者、つまり配信を届ける対象に複数のパターンがありましたが、ゴールが複数ある場合もあります。
例えば、学習塾・保育園の場合によくあるのが、未入会・未入園の人には、見学に来てほしいけど、
すでに入会・入園した人には、今までは紙で届けていたような保護者向けの情報をLINEで届けたい、というような要望もよくあります。
こうなると、もちろん全員に同じ情報を届けてしまうと混乱されてしまうので、
Lステップなどの連携ツールで状況を聞いた上で、情報を届け分けていく必要があります。
状況によっては2つのアカウントに分けて運用していくこともできるので、この辺りも幅を持ってどちらも提案できると、相手は選びやすくなります◎
なので、提案しようとしている業種が、
LINE公式アカウントだけでもいいのか・Lステップもやった方がいいのかを見極めるポイントとしては
『一斉配信でやりたいことが叶うのか』を軸に考えていくのがおすすめです!
もう1つのポイントは機能面
ツールの要否を分けるもう1つのポイントは、LINE公式アカウントで機能が足りるのか?という点。
- ホットペッパーのような予約機能
- 説明会やイベントなどの単日向けの予約機能
- Googleフォームのようなフォーム機能
- ホットペッパーと連携できる予約機能
こういった機能をLINEに持たせたければ、Lステップやエルメ・ミニアプリなどの連携ツールを検討してみましょう。
詳しくはこちらの記事にまとめているので、気になる方はぜひ。
効率よく実績を積むならLINE公式アカウントの方がいいってホント?
突然ですが、営業は好きですか?
どちらかと言うと苦手意識があったり、仕事を取るためにやるしかない、という方の方が多いと思います。
私は今、ほぼ営業せずに毎月1件〜3件のお仕事を依頼いただいて、あとは毎月固定の運用代行で月収50万円を得ていますが、
この状況になれたただ1つのポイントは『数字で語れる実績が作れたから』でしかないんです。
つまり、LINEの仕事を続けていく中で、営業を手離れさせていくためには「実績づくり」が非常に重要です。
これはあまり知られていませんが、実績を作りたい初期のフェーズでは、LINE公式アカウントだけの方が効率が良いかもしれない、と最近は思っています。
え?Lステップの方が単価が高いし、いいんじゃないの?
そう思われがちなんですが、LINE公式アカウントのみで構築する場合は、こんなメリットがあります。
構築期間が短い
=すぐに運用を始められる
LINEはWeb制作のように、作って納品することがゴールではなく、なんならそこからが始まりです。
- LINE公式アカウント:約2週間
- Lステップ:約1ヶ月〜1ヶ月半
構築期間を考えると、LINE公式アカウントの場合は2週間以内には終わるので、月に2件はある程度余裕を持って受けられますが、
Lステップの場合はまず1件を1ヶ月〜1ヶ月半かけて進めていくイメージです。
進んでいくイメージを表にしてみました。
短期的な目線にはなりますが、
3ヶ月後の姿を見てみると、受注金額はLINE公式アカウントのみの方が高くなっています。
また、経験した数も、LINE公式アカウントの方が、構築・運用ともに倍の差をつけています。
わかりやすい数字にしているので実際この通りにはいかないかもしれませんが、「あれ?意外とLINE公式アカウントもいいかも?」と思っていただけると、すごく嬉しいです(笑)
構築実績数や収入が増やしやすいことに加えて、運用を早く始められるのも良いポイント◎
運用が始まるまでが早いメリットとしては、
営業を手離れさせるために重要な『数字で語れる実績』を早く作りやすいことが挙げられます。
- クーポンを使った配信で〇〇円売上が伸びた
- 電話の問い合わせを〇〇件減らせた
- ホットペッパーの費用を〇〇円削減できた
こういう実績って、実際に運用を始めてみないと作れないものなんですよね。
つまり、構築期間が短いことで、数字の実績を早く作れるので、
この実績を持って次の営業をしていくことで、受注率が上がったり紹介を受けやすくもなるんです!
ゆくゆくはLステップも〜と思っている人でも、クライアントワークに慣れる意味でも早く実績を作ると言う点でも、最初はLINE公式アカウントだけで仕事をしてみるのも意外とおすすめです◎
エンド営業などで「自分自身で仕事を獲得していこう!」と思っている人は、
この『実績づくり』までのスピード感を意識していく視点もすごく大事です。
LINE公式アカウントだけで月収20万円を実現するステップ
前置きがかなり、かなり長くなってしまいましたが、
最後にLINE公式アカウントだけで月収20万円を実現する具体的なステップについてもご紹介していきます!
- 身近な人のLINEを作らせてもらう
- そこで運用して成果を出す
- 5万円〜10万円の単価にあげる
- できれば運用も任せてもらう
ステップは比較的シンプルですが、これを実現するために必要なことは1つ。
『LINEを使って相手の課題を解決して、数字で語れる実績を作ること』
これに尽きます。
多くの人がやりがちな失敗としては、受注件数だけを追って、納品したアカウントで成果を出すことを疎かにしてしまうことです。
ここで1つ質問ですが、あなたがLINEを依頼するなら、どちらの人に依頼したいですか?
- 構築実績が5件あります。でも特に成果はありません。
- 構築実績は2件ですが、そのアカウントで売上を〇〇%伸ばしたり、〇〇の手間を省くことができました!
構築数が多かったとしても、依頼者が気になるのは『それを使ってどうなったのか』というところなので、
前者は構築した数は多くても、使って良くなった実績がないため少し不安が残ります。
一方後者は、構築数は少ないながらも明確に成果を出せているので、
LINEを使って良くなるイメージがより湧きやすいのではないでしょうか。
駆け出しの時にやるべきことは、この『運用して成果が出た』を最速で積み上げていくことだけなんです。
そのために必要なのは、『課題解決の提案』ができること。
- 相手の課題をヒアリングで把握して
- その課題を解決する活用策を提示し
- 実際に作ったアカウントで実現させていく
シンプルにこれだけなんです。
実際に私が辿ったステップ
私の場合は、初めは美容院に絞って営業をしていましたが、そこから営業先を変えていきました。
進んだステップはこんな感じ。
- 美容院に絞ってエンド営業
- その実績を持ってクラウドソーシング経由の依頼を受ける
- 実績や経験を活かしてコミュニティー内でポジションを取る
- さらにその実績を持って制作会社に営業する
全ての案件で運用まで入れたわけではないですが、
配信代行を依頼された案件で実績を増やして、それをクラウドソーシングでもアピール。
新たにできた実績をもとに、コミュニティー内でセミナーや相談会をやって認知を広げたり、
制作会社にも営業をすることで、受け身の営業の体制を整えていきました。
兼業で初めて固定収入があったこともあり、焦らず着々と進めていました。
また、提案の内容としては、初めは美容院に向けて徹底的にプランを練りました。
- LINE公式アカウント
- ミニアプリ
- Lステップ
相手の状況に合わせた提案ができるよう、
各ツールの基本操作を学んだ後は、美容院の活用方法に絞って提案の準備を進めました。
クラウドソーシング経由の依頼の場合は、
受け身になる分いろんなご依頼があるので、Lステップが必要なケースも増えますし、
幅広い業種に対しての『課題解決の提案』を考える必要がありました。
業種によって課題や悩みも変わってくるので、ここは少し時間がかかったポイントです。
ただ、そこに行き着くまでにクライアントワークにはひと通り慣れておけたので、
ある程度安心して進めていたような気がしています!
- 業種を絞ってエンド営業で経験を積む
- クラウドソーシングで徐々に提案の幅を広げる
この辺りが良い流れかな、と思うので、これから営業を始める方は参考にしてみてください!
数字で語れる実績を作るためには
数字で語れる実績を作るために大事なのが『課題解決の提案』ができること。
最初から簡単にできるものではありませんが、
正しく学んで試行錯誤していくことで、この力も身につけていくことができます。
いきなり宣伝みたいになって恐縮ですが、こんなコンテンツも作ってみました(笑)
LINE公式アカウントで、数字で語れる実績を作るために必須の『課題解決の提案』を実践的に学べる教材をご用意しました。
- 動画29本
- 手を動かしながら進められる提案準備シート
- 提案・アカウントのフィードバック権(2回分)
かなりもりだくさんの内容ですが、かなり実用的な内容になっているので、気になる方はぜひこちらもご活用ください!
まとめ
ということで今回は、
LステップがなくてもOK!LINE公式アカウントだけで月収20万円を得るためのステップについてご紹介しました。
LINE界隈ではLステップの人気が高いですが、実は仕事の仕方にはいろんな手段があるんです。
仕事を続けていこうと思うと、徐々にツールや業種の幅を広げていくことは大事ですが、
- そこまで大きな金額を求めているわけではない
- 徐々に段階を踏んで進めたい
- 初めての副業だから不安が多い
こんな方は、LINE公式アカウントだけで力になれる業種に絞って営業を始めてみるのもおすすめです!
前述の通り、この辺りは『自分がどうなりたいか』の価値観にもよるので、ぜひそこにも向き合ってみてくださいね!
過去の記事では、LINE公式アカウントの設定方法や活用方法もご紹介しているので、
気になる方はぜひこちらもチェックしてみてください!
公式LINEアカウント作りました!
最後に!
この度『なおの公式LINE』を作成してみました〜。
LINE限定の配信もしていく予定ですし、
何かご相談があればメッセージを送っていただいてもいいので、よければこちらも登録してみてくださいね!
ではまた次回の記事で!
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